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母が情熱を注いだパッチワークを作品集に

北九州市 執行登志子さん

作品:お母様の作品

ご注文商品:B5サイズ製本(46P)

25年間作り続けたパッチワーク

空き家となっていたご実家をレンタルスペース「おさんぽ日和」として運営している執行さん。
お母様は手芸が得意で、小さい頃から針仕事をしている姿を見ながら育ったそう。特にパッチワークがお好きだったお母様は市民センターの教室に通うなど、情熱を注いできました。

「母が施設に入ることになりました。実家を整理していると、びっくりするくらいたくさんのパッチワークが出てきて。25年も作り続けてきた、情熱も想いもたくさん詰まった作品。捨てるに捨てられないし、どうすればいいかと悩んでいました」。


「おさんぽ日和」のロゴデザイン制作を依頼して知り合った天野さんから、「絵の製本シリーズ」の話を聞いた時に、「パッチワークの作品もまとめて本にできないだろうか」とふと思いついたそうです。

涙が出そうなほど最高の仕上がりに

何十点もあったパッチワークを、「タペストリー」「バッグ」「小物」にカテゴライズ。さらに、季節や色合いなどによってもページを分けた、世界に一つだけの作品集。「ドサっとあった作品を分類分けしてくださったり、同じ色味でまとめてくださったり、最高の仕上がりです」と執行さんは話します。

コロナ禍でなかなかお母様と頻繁に面会することも難しい中、少しでもたくさんの笑顔を見たいと届けたところ、「ここ1、2年で、一番の笑顔だったんじゃないかな、と思うくらい喜んでくれました。そして、その笑顔を見て、私も涙が出そうなほど嬉しかったです」。

半日がかりの作品の撮影も誇らしく

作品の撮影は、天野さんとカメラマンがご実家で半日がかりで行いました。
「撮影されているのを横で見ていたのですが、第三者の方に『素晴らしいパッチワークですね』と言っていただけたことが、母の頑張りが評価されたようで、本当に誇らしかったです。撮影過程を通じて、パッチワークの整理だけではなく、私自身の気持ちの整理にもつながりました」と執行さん。

作品集のページをめくっていると、一緒に布を買いに行ったことや刺繍のデザインを考えたこと、好きな作品や失敗談、など母娘ともども話は尽きないそうです。



==レンタルスペース「おさんぽ日和」==
北九州市八幡西区藤原4丁目6−6
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